

そういう意味で一石を投じる物件になれば…と思い、このようなデザインにさせていただきました。基本的には「FP工法」ですが、一部に鉄筋コンクリートの打ちっ放し部分などを採用しましたので断熱的な問題などは多少緩くなっています。しかしそれも、お施主様と一緒にきちんとお話をして、意志を統一して計画をいたしました。
御嶽教の神様も一部屋に祭ってあります。前面にみえる乳白のガラス部分に祭壇があり、神様の背中は白い光で包まれている内部になっています。…ただお客様の意向で内部の写真は撮影できていませんので、文章からイメージして頂けるとありがたいです。
現代の城下町に合う、そして住み手の生活を重視したお家というコンセプトは、とても成功したのではないかと思っております。これから後世の長い歴史の中で、このお家が商業的な城下町に追従したものでなく、いつまでも「良い家だね」と言ってもらえれば嬉しいです。