A様は当初横浜にお住まいでした。お盆休みなどを利用してご実家のある愛知県に帰省された際に弊社の現場見学会などへお越し頂き、最終的に「FPの家」に決めて頂きました。

A様は「ご自身が欲しい家」をしっかりと解っていらっしゃり、弊社が勉強させて頂く事もとても多く、「なるほど…」と思う事もしばしばありました。例えば外観や内観の方向性を決める際に「○○風」なんて言葉をよく使いますが、実際我々はプランを考える時にそのベクトル方向に偏ってしまう事があります。「和風」とか「洋風」とか「モダン」とか「シンプル」とか、その言葉が持つイメージに左右され、その方向にどんどん進んでしまうという事です。

しかし、「それらの中間」というものもあるのだ…という事を学ばせて頂きました。アイアンなどの装飾を用いて洋風かと思いながらもシャープさやシンプルさを入れたり、その落とし所や着地点をお客様と一緒に作っていく事が出来たのではないかと思っております。

弊社としても新しい設計の巾を広げられたような気がしております。ご夫婦とお子様のこのお家で、又新しい素敵なストーリーが作られていく事を心より祈っております。