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FP岐阜工場 協力業者見学会
2009年12月18日(金)に、FP岐阜工場にて協力業者工場見学会を開催致しました。これは、青山建設の家づくりに関わる職人(協力業者)全員に、「FPの家」に関する理解を深めてもらおうという勉強会です。FP岐阜工場で工場内を見学し、ウレタンの発泡実験やモデルハウスの体感等をして頂き、「FPの家」についての理解を深めて頂きました。

FP岐阜工場業者見学会ハウスメーカーの職人でも建売りの職人でも、自分の建てている家がどんな家なのか知っている職人はほとんどいません。青山建設の家づくりに関わる職人はある程度「FPの家」の事を知っていますが、それでも完全には理解していないのが現状です。これではお施主様に「FPの家」について尋ねられた際にも答えられませんし、何より職人の皆様に「FPの家」について理解を深めて頂きたいと思い、今回の見学会を企画しました。

見学後の感想では「大変勉強になった」「何故FPの家がいいのか理解できた」という声も多く、開催して良かったと思っています。今後もこのような機会を増やし、関連する業者も一丸となって「FPの家」を作り続けていきたいと思います。
「FPの家」OB感謝祭
「FPの家」OB感謝祭
「FPの家」OB感謝祭
「FPの家」OB感謝祭
「FPの家」OB感謝祭
「FPの家」OB感謝祭


参加した協力業者様の感想を一部ご紹介します。
中喜商事株式会社 伊藤嘉明様
FP工場見学会の感想本日は勉強になりました。FPの家のコンセプトが大変マジメに感じられました。マジメにやっているのに知名度が低いのは残念だと思います。私は10年前に家を建てましたが、特に断熱、結露の点で不満に感じる事が多いです。FPならこんな事ないと思います。

社長様が16年前に苦労してFPを始められ、16年前はあまり受け入れられなかったが続けられ、時代が今青山建設さんの考えに追いついてきた気がします。
 
真面目にやっているという印象を受けて頂けた事は非常に嬉しく思います。ありがとうございます。弊社が「FPの家」を始めてから17年が経とうとしています。(工場では16年と言いましたが間違っていました。すみません!)今後の課題はデザイン・提案力、そして私個人のブランディング化だと思っています。父の時代とは違った青山建設の「FPの家」を、私は思案していきたいと思っています。

例えば、気密や断熱を高くするという事は外部と遮断されたイメージを持たれると思いますが、春や秋の気候が良い時期は今までのお家と同じように窓を開けて開放感を感じて住んで頂きたいですし、そのようなデザインにするべきでもあると考えています。そして緑や植物と「FPの家」が一体化したら、今後の日本人の住宅や生活の豊かさは、南の諸島の国々にも負けない豊かさになるのではないでしょうか?日本家屋のデザインなども今後高気密・高断熱住宅と一緒に勉強していきたいです。
株式会社メイデン 福冨様
FP工場見学会の感想FPの工場見学を終えて 初めに壁の構造などの説明を聞いている時は、何ら他社の物と比べてもその良さには気付きませんでしたが、発泡ウレタンを圧縮して注入している事や、数々の断熱性を計る実験を見聞きしていく内に、FPの良さを改めて知る事が出来ました。

特に実験の中で、結露によるグラスウールのカビ等の状況を見た時には、我家の壁内もあんな風になっているのではないかという不安を感じたものであります。

最後にモデルルームへ入れて頂き、なる程、外気温に比べると、その断熱、保温性の良さを実感しました。これからは新築が少なくなるという事ですので、是非一室のみのFPリフォームなど、様々な営業展開を期待しております。貴重な体験をさせて頂き、ありがとうございました。
 
1室のみのFPリフォームや、躯体はそのままで断熱などを変える断熱リフォームも扱っています。是非ご検討下さい。

「FPの家」の本当の良さは建ててからでないと感じません。それはまず第一にランニングコストの違いがあります。保温力が高いがゆえにエアコンの台数が少なくて済み、更に少ないだけでなく稼働時間も少ないため月の光熱費がお得になります。

2番目に30〜50年経っても断熱材がそのままの状態(建てたままの状態)になっています。これは北海道で最初に建てられた「FPの家」でも既に実証済みです。詳しくは弊社サイトの「FPパネル経年変化レポート」をご参照下さい。
和田装飾 和田巧様
FP工場見学会の感想最も感じた事と言うか、改めて勉強になったのは、高気密・高断熱という住宅工法が発泡ウレタンが主だという事はわかっていたんですが、一般の吹付工法と違って、これ程密度のあるウレタンだとはわかりませんでした。

あと、何年もするとウレタンが"ヤセル"という事も改めて知れて、FPの家の工事に参加する心構えができる機会を与えて下さり、ありがとうございました。      
 
断熱材は断熱材そのもの(素材)の熱抵抗も勿論ありますが、動かない空気層を作る事も断熱材の役割です。サッシのペアガラスを思い浮かべて下さい。6mmとか12mmとか厚みがありますよね?それは動かない空気を作り、熱を伝えにくくしているのです。ペアガラスに20mmの空気層がないのは、厚みが大きすぎると対流が起きてしまうがためなのです。

あと、この感想を読んでいる方が誤解しないよう付け加えておきますが、「何年もするとウレタンが痩せる」というのはFPウレタンパネルのウレタンの事ではありません。FP岐阜工場には風にさらして断熱材を置いてあるのですが、これはESPというスチレン系の断熱材です。スチレン系の断熱材は当然年数と共に痩せてきますが、ウレタンではありませんので誤解の無いようにお願い致します。
大日本木材防腐株式会社 竹中様
FP工場見学会の感想普段、私が仕事で現場に伺う時期は壁のプラスターやフローリングを貼り終えた後が多く、断熱や構造等を見る機会はほとんどありませんでした。

数少ない経験の中ですが、他の工務店の断熱材がどの様に貼られているか見てみると、各メーカーが指定している貼り方と異なる施工をしている場合がほとんどです。例えば、壁のグラスウールですが、耳を柱・間柱の手前に出してタッカー留めしなければいけない所を柱の内側に留めていたり、隙間があったり、と。

私の古い家(アパート)ですが、壁はプラスターの一部が欠けている所があります。壁の中を覗ける範囲で見ると断熱材は入っていません。夏はサウナです。冬は冷蔵庫です。アパートを借りる時はリフォーム済で綺麗だった為、契約しました。断熱材がいい加減だと、住んでから後悔してます。見えない所ですが、一番重要なところだと気づきました。私はまだまだ一軒家を持つ事はできないので、次はFPのアパートを探したいなと思うくらい、FPの断熱パネルには感動しました。
 
竹中さんは今回参加した中で唯一の女性でした。女性の観点からは、FP工法は中々馴染めないかもしれませんね…何故ならば、実験や模型といった左脳が支配する工法だからです。もっと生活をイメージするような素敵な営業ができればと思いますが、家というものはそんなものではないと思います。やはり「住み心地」というものが大切であり、住んだ後も満足感が続く事が大事だと思います。
後藤木材 細江敦史様
FP工場見学会の感想仕事上、高気密・高断熱という言葉はよく遣いますが、その意味や内容をすべて理解しているかといえば、知ったつもりで話をしていたように思います。

今日見学してみて、なぜ高気密・高断熱がいいのか、なぜFPがいいのかを知ることができました。特に自分がよく売っているグラスウールなどの断熱が、時間とともに高気密でなくなる点など、販売店としてショックも受けました。
 
猫も杓子も「高気密・高断熱」とは将にこの事です。中途半端な「高気密・高断熱」にするぐらいなら、土壁の昔の家の方が必ず長持ちします。武家屋敷だって昔から残っていますよね?

「グラスウールが時間と共に高気密ではなくなる」という表現は少し間違いで、グラスウールも優れた断熱材です。しかし壁内に筋交いなどがある場合、必ずその木材とグラスウールの間に隙間ができてしまいます。その隙間に空気が流入すると、壁の中で結露が起こります。

室内からの空気の流入を防ぐために、皆さん気密層でビニールフィルムを張ると思いますが、これは冬場の対策で、その逆である夏場も当然結露が起こります。室内が冷やされて、湿気が多い外の空気が壁の中で冷やされても結露が起こります。

グラスウールは水分に弱いので、結露が起こると留め付けある素材がずり下がってしまったりします。そのため、時間と共に断熱性能が落ちる危険性がある…という意味合いです。間違えないでね!細江君!(笑)
イヌヤマ設備株式会社 吉田誠様
FP工場見学会の感想私が今住んでいる住宅は、確かに見栄えはいいのですが、実は大変窓の結露に悩んでいます。ペアガラスなので大丈夫だと思っていましたが、どうもガラスだけでは無い様で、枠からもひどい結露でカーテン等も当然ベタベタになっています。

ただ水気を含んでぬれるだけならいいのですが、これがダニ等の飛散の原因になると分かれば(知らなければ良かったのですが)よけいに気になります。

その結露を防ぐFPの家と言うのに再度感心させられます。只、お客様にすすめるにあたって、やはりコスト高の問題をどう納得してもらえるかがテクニックではないでしょうか?
 
窓の結露が起こる理由が問題です。結露は、夏の暑い時期に冷たいビールのコップの表面に起こるように、空気が冷やされて空気中の水分が気体から液体に変わってしまう事です。つまり、住宅のサッシに結露がある場合の対策は、サッシ自体が外部の熱を影響受けないようにするか、空気中の水分を少なくしてやるか、空気を停滞させずに常に動かしてやる事になります。

ペアガラスなので大丈夫という考え方は間違っていまして、結露はガラスで起きているわけではありません。必ずサッシの枠自体で起きているはずです。サッシ自体で熱を伝えにくくするためには、樹脂や木など熱伝導抵抗が高い素材を使う事です。

結露した水分は時間をかけて窓枠や造作材から構造材に到達し、カビの原因となります。カビが生えると、それを餌にするダニが発生し、結果アレルギーや喘息に陥ります。全ての原因である結露を無くす事が、健康な住宅を建てるためには必要なのです。

コストの高さについては、是非イニシャルコストだけでなくランニングコストやメンテナンスコストを考えてみて下さい。長い目で見れば、「FPの家」は一番お得な住宅であると思います。
MB株式会社 村田様
FP工場見学会の感想 1.断熱よりも「結露しない」点に考えの中心があることを教わった。
2.工場内部もフォークリフトが動き走り回ることなく、クリーンで優れた環境の中で生産される点はすばらしい。
3.ホールダウン金物への対応をすれば、更に性能アップとなる?
4.地場産業としての工務店と、パネル工場が組み合わさった点は多いに評価できる。
5.願わくば、ウレタンではなく自然素材で断熱が取れる材料の開発を。
 
「断熱より結露しない点に考えの中心があることを教わった」とのご感想ですが…違います。(笑)「断熱」と「気密」、そして「換気計画」の3つが、「FPの家」の考えの中心です。その結果、結露をしないという特典があるのです。もう一度見学しましょう。(笑)

自然素材の断熱材には羊毛やセルローズファイバーなどがありますが、セルローズファイバーは300mmでようやくFP硬質ウレタンパネル105mmと同等の熱抵抗となります。柱の内側で気密を確保するためには105mm程度でパネル化する必要がありますが、105mmだとウレタン以外の選択肢が今の所ありません。ただ、羊毛断熱は良さそうなので私も調査中です。
株式会社クンダ業務店 薫田尚宏様
FP工場見学会の感想FPの家の工場見学をした。FPの良さがかなり分かりました。あのパネルはすばらしいと思いました。あのカベはかなりいいと思います。

僕は左官家なので、カベといえばコマイ、荒カベ、土カベは捨てきれませんが、FPの家はかなりいいと思いました。今日はありがとうございました。
 
小舞(コマイ)を組んで土壁を塗る事も、昔のような生活をするならば全く問題がなく、むしろ日本の風土に合っています。ただそれは夏を基準として生活する、昔からの(気密性能を確保しない)家の場合です。

人間は生きているだけでも1日に2Lの水分を発生させます。昔の家のように隙間が多く、何もしなくても換気ができている場合はそれほど問題ありません。しかしながら現在の家では、サッシが入り、断熱材も入り、気密性能も高まっていますので、これらが及ぼす影響も考えなければいけません。

FPウレタンパネルだからと言って、左官仕上げができないというわけではありませんので、今後も「FPの家」の事を思って仕事をして頂けたら嬉しいです。
FP岐阜工場業者見学会を終えて…
今回、弊社の協力業者の方々をFP工場見学会にお招きしたのは3つの観点からです。

まず1つ目は、どんな家を自分たちが造っているのか全体像が分からないのに、お客様に満足して頂ける仕事ができるのか?という事を解消するため。2つ目は、青山建設では現場で長い年月、気密や断熱処理について口酸っぱくお伝えしてきましたが、この真の意味を若い世代や新しい業者様にもご理解頂く事。3つ目は、どのようにお客様が悩まれて「FPの家」までたどり着き、そして最終的に「FPの家」を選ぶのか…この気持ちをわかって頂くためです。

この3点を理解してもらうため、FPコーポレーションの大熊支店長にご協力頂き、弊社のお客様が毎月工場見学されるのと全く同じようにご説明して頂きました。そして同じように実験を行い、お客様と同じように自動車が見えなくなるまでお礼とお見送りをさせて頂きました。協力業者の皆様にもお客様の気持ちになって頂いて、明日からの現場をさらなるものにしていきたい…そう思ったからです。

今回の見学会は、これからの青山建設の家づくりに生かされていくと信じています。協力業者の皆様、これからもよろしくお願い致します。
青山圭成
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