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あおけんコラム
 
2021年7月6日
「仕上げ工事への準備」
気密工事「楽田番前の家」では気密工事が終盤になり、仕上げ工事に入るための準備に移行しています。

天井の下地や壁の下地 カーテンボックスや間接照明、天井や壁に設置する金物などの下地を、事前に打ち合わせをしている部分に施していきます。天井内部の点検したい箇所には点検口を設置することも、この段階で決めておく必要性があります。

徐々に仕上げが施工される部分、木が露出される部分など全体の形が見えてくるので嬉しいですね。
圭成
 
 
2021年7月1日
「きちんと暮らす」
最近は夕食を作ることが多くなりました。妻がコロナワクチンの行政チームに配属されたことで残業が増えて、習い事の送迎や夕食の支度を慌ただしくこなしています。

どんなに忙しくても、なるべく「作ったものを食べたい」と私は考えます。「きちんと暮らす」ってのはなかなか大変ですが、良い空間のお家を作ったならば暮らしの中身もしっかりしたいもの…キッチンツールや家事道具も自分の好きなデザインや色にこだわったのなら、それをしっかり使いこなして生活の質を上げたいものです。

気密作業料理…とりわけ、家族が揃って食べる夕食はきちんと作って食べたいです。

最近、筋トレとウォーキング、そして食事に気を付けている中年真っ盛りの私としては、食べる物の内容が特に重要…昨晩は鰤の照り焼きを美味しくいただきました!ありがとうございます。
圭成
 
 
2021年6月25日
「スキマ」
気密作業犬山市「楽田番前の家」では、気密作業をコツコツと進めています。人工的に断熱材を施せない部分を「隙間」というのですが、この「隙間」を穴埋めしてくことが「気密施工工事=気密作業」となります。

断熱材と断熱材の接合面、木材と断熱材との接する面、木材を貫通する金物の孔、断熱材を貫通する配線や配管の孔、木材と木材が取り合う小さな面積部分…「隙間」はいたるところに存在します。やっかいである。

この「隙間」を塞ぐ目的は2つあります。1つは「 漏気熱損失量の低減 」です。「隙間」は外部風速の力や風の吹く方向によって隙間風の出口にもなり入り口にもなるので、これを極力なくす努力も気密作業の目的です。快適にした室内の空気が、吹く風の方向によって出ていけば熱の損失…外気が流入すれば、これまた冷暖房負荷での熱の損失…気まぐれな風で熱の損失が繰り返されるのです。いたたまれない…。

そして、もう1つの目的が「 健康的な空気環境を作る 」ことです。生活には汚れた空気が必ず伴います。浴室やトイレなどの臭気が混ざったものや、人が多ければ二酸化炭素の濃度もあります。昨今ではコロナウイルスなんかでよく聞くエアロゾル(微粒子)とかもあります。新鮮な外気を室内に導入することによって、これらの空気汚染を速やかに希釈換気する…計画される換気を速やかに実現するためには、隙間風があってはうまくいかないのです。

だから、「気密作業」はとても大切なものですし、これが「隙間」に躍起になる理由です。
圭成
 
 
2021年6月18日
「性能以外で左右する快適性」
犬山市の楽田「番前の家」は建て方が終わり、断熱材であり耐震性も備えた「FPパネル」が設置されて、徐々に隙間を埋めていく気密作業へと移行しています。今回の断熱仕様は屋根が60mmの硬質ウレタン2種2号(FPウレタンパネルのこと)+100mmの吹付硬質ウレタンフォームA種1(現場吹付ウレタンのこと)、壁と床が硬質ウレタン2種2号105mmとなります。

FP工法には屋根専用の断熱材「遮断パネル」というものが存在しますが、コストや運搬など様々なことを考慮して最近の屋根の断熱材には上記の仕様を選択しています。平均の熱貫流率も「遮断パネル」を使用する数値とほぼ変わりません。旗竿の敷地であり、間口に制限がある今回の物件では、2階リビングを採用することで「気持ちよさ」を重視した設計にしました。それには屋根の小屋裏空間も一体に取り込むことが必要不可欠なため、屋根断熱を採用しています。

屋根断熱この画像は、建て方時に60mmの硬質ウレタンパネルを設置している場面です。屋根垂木の下端で断熱材を揃えてもらい、シルバー紙の熱反射紙を使って屋根の通気層を確保してあります。建て方時に大工さんたちが少し手間取る部分のため、全員で対応するようにしています。(笑)

2階は階段を上がると、リビングからダイニング→キッチンまでが一体の空間になっており、北側と南側の両側に開口部が存在します。特に北側の開口部は南側よりも大きく、広いウッドデッキバルコニーに接続されて外部空間とキッチンが隣接する形となります。休日や時間があるときに食事を作り、ウッドデッキバルコニーでの食事は…想像しただけで気持ちいい!

屋根断熱その北側の大開口は小屋面の壁まで開口部になっており、「空」の色を南側のリビングまで届けます。

この画像はリビングから小屋裏収納部を見上げて北側の窓面が見える感じですが、きっと晴れの日も雨の日も気持ちがいい空間になることでしょう。
壁断熱床断熱壁にも床にも、もちろんFPウレタンパネルが入っています。

FPウレタンパネルの耐震性や断熱性の良さは、こちらのサイトをご覧ください。断熱メーカーのサイトなので、弊社のサイトより間違いなく詳しい…。

今後はFPウレタンパネルと木材との隙間を、内部・外部ともに丁寧にシーリングを充填し、更に内部には気密テープを張っていきます。こうやって性能数値を担保していくのですが、いくら数値や断熱性能が高くても快適な空間は生まれません。

なんだか狭さを感じさせたり、バランス的な「何か」がスッキリ見せてくれなかったり、休日に気持ちの良い生活スタイルをさせてくれなかったり…そうはならないようにプレゼンの段階から既に模索の戦いは始まっています。梁や柱の架構の見せ方組み方、木の表情の出し方、サッシや建具のラインの出し方、空間のボリュームと高さ、色、景色、空気、温度…全てを想像して、己の力不足に悩みながら…。

快適性は物質的な側面だけでは実現できません。消費者が最も重要視しなければいけないポイントです!
圭成
 
 
2021年6月3日
「上棟」
上棟って、時代は変わっても特別感があります。先日「番前の家」で建て方がありました。

事前に土台や大引、防蟻処理、床断熱、床水平構面の合板を施工し、1階の柱を建てるところから始まるのが上棟です。1階の柱→2階の床梁→2階の床水平構面→2階の柱→小屋梁→小屋組→屋根垂木→屋根断熱→屋根構面→屋根防水ルーフィング→ブルーシート養生までが一連の流れです。

敷地が広くて材料が置ける場合は良いですが、敷地が狭く材料が置けない場合は事前に隣地を借りる手配をしたり、組み上げる材料を順番にトラックで搬入して大工の組み上げるスピードと擦り合わせながらレッカーで上げたりします。

今回の「番前の家」では、お施主様が上棟の一連の動きを動画撮影して、タイムラプスという早回しみたいな動画(よく理解していない)を作ってくれました〜!
圭成
 
 
2021年5月20日
「耐震と断熱」
今年度の犬山市都市計画課付予算の「犬山市民間木造住宅耐震改修費補助金交付」に申請をしました。昭和48年に完成した土壁・無筋コンクリート基礎の住宅で、さらに昭和63年に一部増築され瓦屋根の葺き替えを行っているお家です。

補助対象は昭和56年以前に建築された木造住宅ですので、昭和48年に建築された部分と昭和63年に増築された部分を図面上、及び金額の上でも明確化して、補助対象となる金額を算出して補助金を申請する必要がありました。

今プロジェクトのお施主様ご夫婦のお手元には、確認申請など過去書類が残っていませんでした…。そこで、お施主様が税務課に出向き、課税対象の範囲を閲覧申請してくださったことで私は図面を書くことができ、初めて増築部分と昭和48年当時の範囲を知ることができたのです。

お施主様は以前に犬山市の耐震診断を行ってみえましたので、その結果をもとに屋根の荷重軽減や耐力壁の設定、また基礎の補強などを設計し、さらに間取りやデザイン、設備機器などを話し合い、何とかお施主様の協力の下で補助金申請を終えました。
犬山市民間木造住宅耐震改修費補助金資料 犬山市民間木造住宅耐震改修費補助金資料 犬山市民間木造住宅耐震改修費補助金資料
新築の設計パース新築の建築模型模型を作ってプレゼンし、FPウレタンパネル工場へ見学に行き、何度も打ち合わせを重ね、ここまで来れましたことを嬉しく思っています。出会いに感謝です。

ご主人がスコットランドの方ということもあり、最初は私自身「役不足ではないか…」と不安でしたが優しいお二人のおかげです。

窓からの桜耐震補強を行いながら、更に計算には含まないFP断熱パネルでの補強、そして快適性の補強、現状は広すぎるというお施主様ご要望の「減築」を一部行い、屋根・小屋組みからデザインを変えるリノベーション…そんな中でも2階から見える公園の桜は、ウインドウピクチャーとしてそのまま生かすこと。素敵なお家になりそうです!

もう少し設計を詰め、秋から着手できるように僕自身がラストスパートを頑張ります!(笑)
圭成
 
 
2021年5月6日
「セラミックの魅力」
岐阜県多治見市、可児市、土岐市から、愛知県瀬戸までは焼き物の町です。その中で岐阜県多治見市にある笠原町は、タイルの町として歴史を積み上げてきました。

バスケットの試合長男のバスケットボールの試合が頻繁に笠原体育館であるため私はよく笠原町を訪れますが、笠原町は昭和の風情を残す素敵な町です。多治見市の中心部から笠原町まで依然走っていた汽車・鉄道の路線(東濃鉄道)があり、その廃路線跡はウォーキングやジョギングコースになっています。多治見〜笠原の往復10キロは丁度良い距離間です。

先日、笠原町までバスケの送迎した後、久しぶりに「モザイクタイルミュージアム」に娘と一緒に入りました。モザイクタイルミュージアムは東大教授で建築家の藤森照信さんの作品ですが、藤森さんは茶室建築もされている好きな建築家の1人です。彼の書籍も欲しかったですし、今施工している犬山市「番前の家」で使える可愛いタイルを探す目的で入館しました。
モザイクタイルミュージアム モザイクタイルミュージアム 建築家藤森照信さんの書籍
娘のモザイクタイルへの反応が意外にすごく良くて、「パパ綺麗だねー、使いたいねー」と連発して彼女の記憶に良い印象を与えることが出来たことが私も嬉しい…。

モザイクタイル実は…「番前の家」の玄関アプローチには使いたいタイルが既にあるんですよね。お施主様ご夫婦とも既に情報を共有していますが、名古屋市守山区にある雑貨屋さん「ON SEVEN DAYS」の入り口タイルがとても柔らかくて、可愛い雰囲気なのです。このタイルに劣らず勝るものを探したい…今、僕の頭の中の4割はこの問題が占めてます。

笠原モザイクタイルミュージアムはタイルの魅力を再発見できます!家作りのインスピレーションにもいかがでしょうか?
圭成
 
 
2021年3月18日
「一次消費エネルギー」
電球タイプのLED一宮市「時之島の家」…施主検査の補修作業での一枚です。

最近はLEDランプでも、フィラメントみたいな電球タイプがあるんです。日々進化が凄いですね。ちょっと前はLEDだと何だか味気ないってコメントしてた時期もありましたが、既に昔の話です…。

現在設計している2物件から、一次消費エネルギーの算出も完全に義務化されました。フラット35の適合審査でも省エネ申請でも必要となります。給湯器の効率や照明のプラン配置図も添付したりしますが、外皮の熱貫流計算をしつつ通風や蓄熱も加味できるようになります。

犬山市「塔野地の家」では一度確認申請とフラット35の適合証明を終えましたが、紆余曲折して再度計画変更になり、結果一次消費エネルギー計算が必要になる時期をまたいでしまいました。

「おー…おぉーー…」っと密かに心でうちひしがれております…。がんばれー、がんばれ!
圭成
 
 
2021年3月8日
「家づくりの矜持」
一宮市で完成したFPの家一宮市で完成したFPの家2年弱くらいの年月を経て、一宮市時之島にFPの家が竣工しました。

お施主様は、最初は平屋をご希望でした。最初の模型から4つ目の提案で2階建ての決断をされ、設計契約を結ばさせていただきました。そのときの安堵感は今でも思い出せます。
一宮市で完成したFPの家 一宮市で完成したFPの家 一宮市で完成したFPの家
私は世間でいう優秀な建築家とは程遠く、また提案をスマートにお施主様に納得してもらうスキルもあるわけではありません。ただただ直向に我武者羅に、目の前に展開される事象を課題として懸命に向き合って、不安と恐怖に押しつぶされそうになりながらお客様と会話を重ねて、咀嚼し表現していきます。

雑誌に載るような、特別なデザインや提案ができる能力があるわけではありません。それでも何とかやっていけるのは、お施主さまの優しさがあるからです。2年間ご主人と打ち合わせを何度もして、同じ時間を共有しました。奥様への優しさや配慮も踏まえながら思案するご主人の姿に、何度もほっこり・安心させて頂いたものです。近年の「クルミとピンカド(春日井大留町)」のご主人や、「西味鋺の家(名古屋市北区)」のご主人などと同様、お施主様の寛容さにとても感謝しております。

ハウスメーカーと私との決定的な違いは、「一緒に作る」ということです。時間を共有して、考え方を共感して得られる絆のようなものは、僕の人生の財産だと思います。設計事務所スキルや受賞作品・優秀な能力など何もない私の矜持は、「お施主さまとの時間」だと深く心に刻みます。

来週は「楽田番前の家」の地鎮祭が始まります。この物件のご主人とも多くの時間を共有しています。また丁寧に頑張ります。
圭成
 
 
2021年2月22日
「IoTとおっさんの脳」
現在設計中の「楽田番前の家」でのこと…「アレクサを使って照明をコントロールしたり家電をコントロールしたい」というお客様の要望に対して、お客様のご協力のもとに色々と学ぶことができました。

ただでさえ劣化したおっさんの脳を持ち合わせ、目指すべきは西行という「欲しがりません死ぬまでは」を憧れとする私にとってはハードルがかなり高い話でしたが、教えていただいたYouTubeを見たりブログ記事を読んだりして猛勉強しました。スマート電球のこと、ブリッジのこと、赤外線を記憶させるスマートリモコンの「Nature REMO」や他のメーカーのことなど、随分勉強になりました。

今までライトコントロールや調光などを照明メーカーのもので高額に構成してきましたが、今までの概念は通用しない感じになってきていますね。諸行無常とはまさにこのこと…移ろいゆきますね。
圭成
 
 
2021年1月28日
「時之島の家 外壁」
一宮市で建築中の家一宮市で施工中の「時之島の家」も、徐々に終盤戦になってきました。現在おおむねの足場を解体して、残った塗壁部分を施工中です。

今回の外壁はニチハの化粧サイディングをメインで使い、斜めに飛び出した形状の下屋根部分を塗壁にしました。
一宮市で建築中の家 一宮市で建築中の家 一宮市で建築中の家
化粧サイディングはジョイント部分の目地処理がデザイン上リスクとなりますが、このタイプは長さが6尺程度でジョイント部分全てにシーリングが必要なわけではないので、とてもきれいに仕上がりました。嬉しいです!

南面の木製カーテンウォールの付近で「へにょ」っと屋根勾配が変わるところを現場で収めるのが難しかったですが、デザイン上でも有効です。あとは内部と外部の手摺…もう少し…がんばれ自分!(笑)
圭成
 
 
2021年1月1日
「2021年を迎えて」
あけましておめでとうございます。

今年で私も44歳になります。代謝も悪くなり、肥えて血中コレステロール値を毎年気にするようになりました。稀にジョギングに行きますが、基本一人で仕事をこなしています。図面や積算・書類申請など座り仕事が多くなり、血流が滞ります。その対策を、今年は講じたいと思います。

仕事については、今年は「HEAT20G1・G2住宅」を設計してみようと現在勉強中です。もちろんお客様のご予算あってのことなのでなかなか実現まではたどり着けませんが、提案だけでも何らかの形を踏まえてしていけるようにしたいと思っています。

設計が始まったお客様で、家をスケルトンにして断熱・耐震リノベーションをFPパネルで行っていくというプロジェクトがあります。スクラップ・ビルドでなく使えるものは使う…そういう設計を積極的にしていきたいと思います。

まだまだコロナ禍は続きそうですが否定的にとらえず、健康的に、家族を大切にして、時間を使っていけるような家づくりをしていきます。
圭成
 
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