1. トップページ
  2. あおけんコラム 2018年
あおけんコラム
 
2019年1月18日
「透明な世界」
実家のトイレで桐島洋子の「聡明な女は料理がうまい」(1970年)を読んでいたのは、高校生か大学生の頃だろうか。
そこには未知の世界と生活の知恵がぎっしりと詰まっていて、「いつか、わたしもこんな台所を持ちたいな」という憧れを抱いて本を手にしていたことを覚えている。
一人暮らしを始めたのが25歳だったろうか。
台所には、乾物などを入れた瓶がいくつか並んだ。理由は分かっている。桐島洋子の本に影響されたからだ。
影響力とは不思議な力を持っていて、一度生活に取り入れてしまうと、それは生まれたときからそうしているのではないかという程、当人には当たり前の習慣、常識として定着してゆく。
そしてそれから15年以上たった今、場所を変えた我が家の台所には瓶が溢れている。
当時の影響力は、自らの樹木となり枝葉を広げ大きく成長した。

前回のコラムで年末年始の収納整理について語ったが、この際我が家にはいったい何本の食品保存瓶があるのか数えてみた。
ざっと150本。内訳は以下のとおり。

「乾物」
刻み海苔・大豆・切干大根・ひじき・海草・春雨・刻み昆布・出汁昆布・かつお節・ごま・黒ごま・米ぬか

「調味料」
ブラウンシュガー・グラニュー糖・氷砂糖・上白糖・粗糖・黒糖・てんさい糖・粗塩・片栗粉・カレー粉

「香辛料・ハーブ」
セロリ葉・ローリエ・唐辛子・花椒・マスタードシード・シナモン・八角・コリアンダー・クミンシード・フェンネルシード・パプリカ・ウコン・カルダモン・オールスパイス・クローブ・ナツメグ・カトルエピス

「茶」
麦茶・紅茶・ほうじ茶・ジャスミン茶・中国茶・ココア

「手作り薬用チンキ」
柚子チンキ・枇杷チンキ・ドクダミチンキ・アロエチンキ

「手作り果実酒」
梅酒・金木犀酒・みかん酒・ナイアガラ酒・イチゴ酒

「手作り保存食」
カリン蜂蜜漬け・梅干し甘漬け・新生姜の甘酢漬け・トマト水煮・ズッキーニオイル漬け・梅シロップ漬け・レーズンラム酒漬け・イチヂクワイン漬け・栗渋皮煮・梅酒漬け梅のシロップ漬け・ザワークラウト・ラッキョウ漬け・レモン蜂蜜漬け・杏シロップ漬け・柿シロップ漬け・杏ジャム・りんごジャム・ぶどうジャム・ゆすらうめジャム・イチヂクジャム・カリンシロップ

「手作り調味料」
割り下・中華ドレッシング・ゴマだれ

これら瓶が、冷蔵庫、台所の引き出し、ワゴン、押入れの中で出番を待っている。
そして、使い終わったワインや洋酒、調味料の空き瓶も、同じく次の出番がくるまで押入れの中で眠っている。
なぜ瓶にそこまでこだわるのか?

・まずは保存性が高いこと
・割れない限り、使用耐年数が長いこと
・中身が見えること
・耐酸性があること
・縦長なので保存スペースを取らないこと

しかし一番の理由は、瓶から透けて見える食品の姿が美しいからだろうか。
いや、そこに生活を支える自分自身の姿を見て、満足をしているのかもしれない。
麻衣子
 
 
2019年1月8日
「家と頭の中を整理する」
時間と気力が充分な年末年始、家の収納を大改革して頭の中と生活を見直した。
日常生活で生まれる大小様々なストレスは、放っておくと膿となって心身を蝕み、健全であるべき生活を不安定にしかねない。
そのために、日々自分を苛立たせている家の中の事象を洗い出し、その解決法を探ることが大切になる。

さて、我が家はひとり暮らしなのに物がいっぱい。
空き瓶、空箱、瓶詰め保存食、貯蔵食品、書籍、登山道具、買い集めた靴や服に鞄。
押入れと納戸はこれ以上の隙間はないという飽和状態。
押入れの奥に入れたものなどすでに頭の記憶に微塵もなく、一年経ってやっと陽の光を浴びることの繰り返し。このような押入れの明暗な出し入れが、自身を日常的なストレスにさらしていることに気がつき、解決策を模索していた。

イケア長久手店へ毎月ドライブがてらにバイクを走らせ半年以上になる。
買って、使って、納得し、通うたびに新たな発見がある場所だ。単なる購買意欲とは少し訳が違う。
使い勝手が良く汎用性の効くものは、シンプルなのに、形状、機能がとても良く考えられている。
このような製品はデザインが頭の中でこねくり回されたのではなく、生活の実感から生み出されたプロダクトデザインであるということがしみじみと感じられる。

その中でも、一度買って半年の間に5回もリピート購入したものが、3段式のワゴン「HORNAVAN(ホールナヴァン)」。
真っ白なただのキャスター付きの棚で、値段は1499円。サイズは26×48×77センチ。
使い勝手がよく、家中この棚で埋め尽くしたいくらいに惚れ込んでいる製品だ。
普通、家具は設置スペースを取るので部屋が狭くなると考えるが、それがあるからこそ部屋が広く感じるという家具もある。
我が家はキッチンに3台設置し、瓶詰めにした調味料や保存食、お茶、医薬品、水筒、根菜類、ごみ分別、掃除道具などを収納している。
ワゴンなので収納したものは丸見えだが、これでいい。見えないと何がどこにあるのか分からず、探す時間やストレスが増すだけでなく、収納している物の存在意味さえなくなってしまう。
これだと、調味料の買い置きは一目瞭然。梅干や新生姜の甘酢漬けなど、朝食の副菜や各種お茶もぱぱっと手を伸ばして取り出せるので、無駄な動きがなくなった。

たかがワゴン、されどワゴンだ。
玄関横の納戸にも2台設置し、トイレットペーパーや水、タオル、家の手入れ道具などをスッキリ収納。
このワゴンに取り付けられる小物入れ「SUNNERSTA(スンネルスタ)79円」で、暗闇に閉じこもっていた物が陽の光へ次から次へと姿を現す。
家だけでなく、自分の体の中にもさわやかな風が吹き抜ける心地だ。
収納を考えることは、自分が営む日常生活を考えることと同じことだ。
自分に必要なものや不必要なもの、自分の価値観などが理屈ではなく現実そのものとして見えてくる。住まうとういことは生活を整理することで、それは生活技術ということに繋がるのかもしれない。

今回、我が家の収納改革をするにあたり、改めて食品関連のものが多いことを認識したが、それらは自分の生活を潤してくれる趣味そのものであり、自分の分身で大切なものであると歓迎できたことは意外な出来事であった。
他人には無駄な空き瓶も、わたしには保存食を作るための大切なツール。
物の所有を否定するのではなく、肯定して前へ進んでゆくことのできる収納改革を手助けしてくれたイケアのプロダクトデザインの哲学に、身をもって感謝する年末年始であった。
麻衣子
 
 
2019年1月1日
「年始のご挨拶」
新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

昨年の10月末からジョギングを始めました。その日の都合に合わせて、6km〜8kmを走っています。最初は全く走ることが出来ず、歩きたくなったりペースが遅かったりしましたが、2〜3日走って休息日を設けて2ヶ月も経つと1kmあたりのペースも少しずつ上がってきました。

40歳を超えて急激に代謝が悪くなり、中性脂肪とコレステロールが溜まってきたことに対しての嫌悪感からジョギングを始めましたが、最近ようやく走ることが「楽しい」と思える気がしています。(笑)

こうやって少しずつ…牛歩のように、建築的思考や個人的な心の内部も向上して行けるよう今年も頑張っていきます!!
圭成
 
  • 教えて!FPの家
  • 施工実績
  • お客様の声
  • イベント情報
  • 青山建設とは
  • ニュースレター
  • よくあるご質問
  • 資料請求
  • お問い合わせ
  • トップページに戻る
青山圭成公式ブログ 「虚無僧・建築家への道」
FP工場見学会 FPモデルハウス体感宿泊 FPの家 住宅相談会
空気と空間を考える。「AIR」 FPの家 経年変化レポート
更新履歴 リンク サイトマップ