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あおけんコラム
 
2016年12月26日
今年もいよいよ残すところあと僅かになりました。年々歳月が過ぎるのが早くなります。今年も様々なお客様や業者の方とご縁がありました。プレゼンだけでご縁が頂けなかった方も踏まえ、ありがとうございます。

今年は振り返れば私にとって過渡期だったような気がします。会社を経営していくという意味でも、一人の人間としても、人生を歩んでいくという意味でも…です。来年はこの培った経験を土台にして さらなる力を付けて皆様の生活に還元できると嬉しいです。

人は様々な形があり、「縁」があり「因」が起こります。それは全て偶然ではなく、必然だと思っています。この状況を変えるのも変えないのも己の心1つだということを決して忘れず、来年も自問しながら悩みぬき、心と腕(技術)を研鑽していきたいです。

来年もまた 何卒ご愛顧のほどよろしくお願い致します。今年一年皆様、お疲れ様でございました。
 
 
2016年12月20日
愛知県発注工事の検査愛知県発注工事の棚足場解体直前の検査がありました。梁や補強材の鉄骨の上に存知物が何も無いか?塗装や収まりの不具合はないか?を担当官お二人がみえて確認していかれました。

それより前にも私や設計事務所の監理者さんなどがチェックしていますが、それでも指摘はあるもんですね…。いよいよ明日少し補修をして、明後日から棚足場を解体していきます。

安全に作業して、年末まであと少し頑張りたいです!
 
 
2016年12月16日
中間検査春日井市の「牛山の家」では、中間検査と瑕疵保険の構造検査でした。中間検査は屋根を葺き、構造耐力が完成した時点で受けます。ちなみに、平屋の木造住宅で一定の面積までは受けなくても大丈夫です。また、愛知県は必要でも岐阜県は要らないとか、 行政によって違いもあります。

瑕疵保険は申し込み時に添付した書類によって見方が違う(笑)っていう状態ですが、これはあくまでも責任は設計者、施工者ってことだと思います。その代わりに、添付した書類に関してはしっかりとチェックをしてくれます。

そのため、私はほとんどの構造図面を添付し、現場確認をしてもらっています。こうすればダブルチェックにもなりますしね!
 
 
2016年12月15日
本格的に寒くなって来ましたね。みなさんのお宅ではエアコンを付け始めたでしょうか?ストーブやこたつを出したでしょうか?色々な暖房器具がありますが、その部屋だけ暖かくなり他の部屋は寒くないでしょうか?

部屋間の温度差は、体にとても負担を与えます。交通事故で死亡される方の人数より、住宅内のトイレやお風呂など部屋間の温度差が引き金になって死亡される人数の方が多いという事実を知っていましたか?部屋間の温度差によって血管が収縮し、心疾患や脳疾患で亡くなってしまうのです…。

このようなリスクを無くす為には、部屋間の温度差を少なくすることが必要です。そしてその為には、「断熱の向上」「気密の向上」「換気と空調の重要性」を認識した家作りが必要です。

更に、部屋間の温度差を少なくしながらも、換気と空調にかかるランニングコストも抑える。又、その性能が高い状態を長い期間保持していく…それが家作りにとって必要なことだと思っています。
 
 
2016年12月12日
サッシ

サッシ
最近、場所や部位毎に違う種類や色のサッシを入れることが多くなりました。これはデザインや役割を考えた上でのことですが、可愛くしたいポイントには木製サッシを入れたり、締めたい内観の雰囲気の場合にはブラックをセレクトしたり、大きい開口部には熱貫流を考慮して樹脂サッシや木製サッシを用いたりしています。

夏の太陽高度が高い場合には真北側のサッシに太陽光が当たりますので、庇がない北側はガラスを遮熱ガラスにしたりします。逆に南側の庇があるサッシは、冬の太陽高度が低い日射を採り入れて暖房補助としたい為に断熱ガラスにしたりもします。

シーンによって使い分けをしていますので、一件のお家に違うバリエーションの開口部が届きますが、トータルバランスやインテリアに深みを伴いますし、この方が出来上がりがいいような気がしています。
 
 
2016年12月8日
OB施主様の「10年点検」に行ってきました。 防水の状態やサッシ周りのシーリング、ユニットバスや換気の部品交換など色々な項目があがり 補修の見積りを後日お持ちするお約束をさせていただきました。ありがとうございます。換気の部品などは後継機種になってる場合がほとんど…メーカーに問い合わせて打ち合わせをしたいと思います。

10年点検最後に、床下点検口より白蟻の蟻道や乾燥状態などをチェックするために床下へ潜りました。アラフォーのホフク前進はかなりキツイと言うことと、床のFPパネル断熱材は10年経っても建てた当時のまま品質を保持していることがはっきりと確認できました!
 
 
2016年12月6日
工場見学先週の日曜日に「FPの家」の工場見学会を行いました。弊社からも2組のお客様がお越しになられましたが、ご参加いただいたお客様、ありがとうございました。

FP工場見学会の模型ブースでは、発泡スチレン系の成形板断熱材やグラスウールを200mm床に入れた断熱材など…他の断熱材で構成された模型とFP断熱材で構成された模型の比較を見て頂けます。比較ではスチレン系の成形板断熱材を現場でカットして施工した際に経年変化で材寸が縮んでしまうような現象や、断熱材がこれまた経年変化で重力という自然摂理により垂れさがり隙間が出来てしまうことなどを確認していただけますが、経年変化を考えた際には「やはりFPパネルが一番強いな」…って私自身も再確認できました。

地震が多く起きる日本…建物は幾つかの揺れを受けて動きます。また地球上にあるモノ全ての分子結合は永遠ではありません。ですから、その劣化のスピードというものも考えなければいけません。新築当初は数値的に基準をクリアしたUA値だったとしても、それが10年・20年で痩せてきてしまい空隙が起きる、隙間が生じる…そういう住宅で価値があると本当に言えるのでしょうか?…もちろん、「FPの家だから劣化しない」という訳ではありません。気密にせよ、熱貫流率にせよ、劣化の速度がとても遅いという工法を選択する…それもまた住宅を選択する基準の1つなのかなと思います。

気になる方は次回の工場見学会で、他断熱との比較を実際に見てみてください。次回の開催は来年2月12日となりますが、皆様のご参加をお待ちしております。
 
 
2016年12月5日
カリモクの家具カリモクの家具お客様の椅子をリメイクしました。32年前のカリモクの椅子ですが、物が良いので塗装を剥がして表面を削ってやることで新しい表情に変える事が出来ました。ご主人と2人で腰の痛みに耐えながら頑張りました。(笑)

あとは仕上げるオイルにこだわりたいです。素地の色があまり変わらないように仕上がる塗料がいいね…と話しています。座面のラグも張り替えて、新しいお家にきっと似合う家具に産まれ変わると思います。
 
 
2016年12月2日
外観扶桑町の「ヤナ・tuile」では仕上げの追い込み中です。足場も取れて、超綺麗に素敵に仕上がりました!

今回の「ヤナ・tuile」というプロジェクト名には、「瓦を特徴とした物件」という意味が込められています。扶桑町の山名(ヤナ)という地区に新築していて、瓦には石州石見の瓦「エラン」を使ってあります。7寸勾配の大きな屋根瓦という意味から「屋根瓦」≒「ヤナ・瓦」、そして瓦はフランス語で「tuile」のため「ヤナ・tuile」と名付けました。

名前に負けない仕上がりになったと大満足…内部も熱交換型換気を使い、断熱性能も高い「FPの家」となりました。年末ギリギリの完成のためオープンハウスが出来ないことだけが心残りです…。
 
 
2016年11月30日
建て方春日井市牛山町で、建て方がありました。牛山町の団地の一角のような土地ですので、両隣も後ろも住宅が並びとても静かな所です。

前面道路が狭いので、基礎工事の生コン打設の際は警察に道路使用許可を取り、道路管理者には通行止めの届けをし、事前に周辺近隣にA4ペラの案内文や立看板で告知をして工事をしました。このように、住宅地の場合は現場での作業を極力スムーズにしなければいけませんし、騒音も少なくする努力をしなければなりません。

建て方ですので、構造材だけでなくありとあらゆる細い木材まで、あらかじめ工場で加工をして現場に運び入れています。これは、机上の図面が勝負です。(笑) また、敷地が狭い場合は「運び入れる順番」と「組み立てる順序」を予測しながら、トラックの荷物到着時間をも決めて行きます。

さらに「東京BK」という業者が持つ音の静かなトラックで揚重機を運び、建て方を進めています。「東京BK」は名前の通り東京の狭い狭小地建て方を得意とする、足場と一緒に建て方をも請け負う業者ですが、非常に助かっています。

様々な業者さんの努力や尽力があって、初めてお家は形を敷地に表します。本当に感謝しかありません。これからもよろしくお願いします。
 
 
2016年11月28日
現在扶桑町で施工中の「ヤナ・tuile」では、納戸にエアコンを設置しています。「部屋に付けずに?」と思われるかもしれませんが、気密性能や断熱性能が高い家の場合はこのようなことを考えることも出来ます。今回の「ヤナ・tuile」のお客様ご家族は2階に娘さんたちのお部屋があるのですが、お二人とも「エアコンを部屋に設置したくない」とのご要望でした。しかし、全館空調ではありません。

また、「せっかく高性能のFPパネルを使った家だから、エアコンの台数は極力抑えたい」とのご要望もありました。…わかります。当然そうなりますよね。

今回の物件の換気設備には、ローヤル電機の熱交換型を使用しています。そのため、一度エアコンで快適温度で調整した空気をすぐさま換気設備に送ってあえて熱交換をしてやろう!!と考えました。納戸という小さな空間にエアコンを設置してそこに換気装置へのリターンを作り、そして交換された空気を2階の部屋に供給することにしたのです。

1階にはエアコンを個別で設置しておりますが…どうでしょう?おそらく「FPの家」自体の性能である程度の快適温度までは行くとは思いますが、部屋間の温度差を極力なくそうとする試みとして今回はこの形を採用しました。これも気密と断熱が高いが故に出来ることですが、住み始めてからのお施主様の感想が楽しみです!
 
 
2016年11月25日
住宅の断熱性能を上げるということは エネルギーを使う量を少なく出来るということです。住宅の断熱性能は断熱材の種類や厚みによって決まりますが、最も断熱の弱い部分はサッシまわりになります。サッシを樹脂や木製にしてガラスをペアガラスやトリプルガラスにすることが、住宅の断熱性能を向上させることにもつながります。

サッシや住宅外皮の断熱力が弱いと、エアコンや暖房器具がめちゃめちゃ頑張らなければいけません。設定した温度に上げようとフル回転します。この頑張りによってエネルギーが消費され、電気などのエネルギー費用が増えて行くのです。

自動車でも急発進や急ブレーキ・急加速をすると燃費が悪くなりますよね…お家もそれと同じです。無理なくストレスなく平坦な暖房供給が理想ですが、そのためには「断熱性能」を上げる必要性があります。世間では高効率の暖房器具や機器類が沢山ありますが、まず最初にやるべきことはこの断熱強化…ここにお金を使うことが最も重要なんだと思います。
 
 
2016年11月24日
住宅里山博

住宅里山博
兵庫県の三田市で開催している「住宅里山博」に行って来ました。様々なデザインや納まり、室内の快適空間の作り方やパッシブの内容など、さまざまなことが勉強できてとっても有意義な時間でした!特に建築家の堀部安嗣さんが設計した「ヴァンガードハウス」は素敵でしたよ!

青山建設の家づくりでももっと快適な空間が提供できるようになるべく、今回学んだことを反映して明日からまた精進していきたいと思っております。UA値を0.3W/㎡K以下にしないとダメだな…という気持ちも新たにしました。

さぁ!!がんばるぞ!!
 
 
2016年11月22日
Holly Wood Buddy

お施主様との打ち合わせ
現在設計中の物件のお打ち合わせで、名古屋市守山区にある「Holly Wood Buddy」さんの工房にお邪魔してきました。今回はHollyさんのキッチン・ダイニングテーブル・ソファなどを検討中ということで、お客様と一緒に楽しい打ち合わせです!

「キッチンをこんな感じにしたい」「ここは昔っぽいユラユラ〜と映るガラスを入れた収納にしたい」「冷蔵庫はこちらの配置が良い」…などなど、お客様のご主人とHolly Wood Buddyの宮嶋さん、そして私と男三人で楽しく盛り上がってきました。

次回の打合せも楽しみです!!
 
 
2016年11月21日
そろそろ弊社もZEH(Net Zero Energy House:ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)のビルダー登録をしようかな…と考えています。実は今まで、何回も登録しようと思っていました。でも登録しようと思うたびに、それをとどまらせる思考が私の頭には発生していました。

青山建設は今までもお家の省エネルギー性能を大切に家造りをしてきており、特に「断熱力」「気密」「計画換気」の3つを大切にしてきました。ZEHはこの3つに省エネ機器をプラスし、さらに創エネルギーを加えることが必要です。そして年間の年間の一次消費エネルギー量(空調・給湯・照明・換気)の収支をプラスマイナス「ゼロ」にする…というのがZEHの定義です。

…でも、創エネの設備を導入できない場合も多々あります。限られた金額を設備機器だけに使いたくないお客様もいます。そういう意味で私を思いとどまらせていたZEH…でもとりあえず、「ZEHを安価にできないか?」という課題を突き詰めてみようと思い始めたのです。

どうしたら年間消費エネルギーが基準ベースで0になるか…ハウスメーカーや電化製品メーカーなどの思うつぼにならないように、これをじっくりと思案する。今は過渡期だと思っています。
 
 
2016年11月14日
本日は現在施工中のFPの家「扶桑町のヤナ・tuile」の途中経過をご報告いたします。年内引越のため急ピッチで施工を進めております。工期がギリギリなので、「OPEN HOUSE(完成見学会)」などが出来ないような気が…可愛いお家になりそうなので残念です。

内部では大工さんが床を張ったり、造作をしたりしています。床材は鬼クルミを使っています。外壁は弾性塗料を鏝塗りで仕上げるのと、鎧サイディングにアクリルシリコン系塗料で仕上げます。外壁屋さんが外壁材を張っています。
床材貼り 外壁工事 外壁工事
今月末には塗装工事も終わり、足場を解体して玄関アプローチを施工していく予定です。止水処理やパテ処理など仕上げの下地は、特に丁寧に作業していきます。
 
 
2016年11月11日
久しぶりに更新することが出来ました。これからは、ホームページの更新を意識していこうと思っています。

今現在扶桑町で施工している可愛いデザインのFPの家「ヤナtuile」で、外皮計算とエアコンの冷暖房負荷および必要容量計算を行いました。結果のUA値は0.45W/㎡Kでした。UA値というのはお家の表面積当たりの熱が逃げる量です。ちなみに北海道の基準が0.46W/㎡Kなので…ギリすべり込セーフって感じです。(笑)

冷房期のηA値は1.5…これはサッシなどの開口部が夏取得する日射量の値です。この値も低いです。屋根勾配が7寸もある大きな屋根が特徴の「ヤナtuile」は、屋根の軒が深くて夏日射はあまり負荷になりません。でも、暖房期のηA値は1.6…こちらも低いですが こちらは多い方が暖房の助けになるので値としてはもう少し欲しかったです。

実際に必要なエアコンの容量ですが、5500〜5700Wでいけそうです。小さな6畳用のエアコン3台で全てお家の中が賄えるという性能です。この寒い冬をFPの家で過ごされて間違いなくびっくりすると思います。お客様の感想が楽しみでもあります。
 
 
2016年7月25日
モデルハウスモデルハウスの改修が進んでいます。現在は、床の無垢材を大工さんが施工しています。また壁も珪藻土だった部分の石膏ボードをめくり、張り替えています。

後は…キッチンです。キッチンは僕が図面を書かないと進みませんが…やる時間が無い!(笑) でも、冬にはデシカによる換気と湿度のしっとり感を味わってもらわないといけないので、頑張ってやろうと思います!!
 
 
2016年7月1日
モデルハウスいよいよモデルハウスの解体作業が始まりました。10年前に「FPの家」として完成した弊社モデルハウスですが、年数が経ち今の施工事例や設計と少しずつ違いが出てきてしまっていますので、そのあたりをリニューアルで修正したいと思っています。

建材を使っていた建具や階段の踏み板・窓枠などは全て無垢材に取り替え、システムキッチンも木製のキッチンに取り替えます。間取りなどは変わりませんが雰囲気は随分と変わると思いますので、是非完成したら遊びにいらしてください。

オリジナルの木工キッチンが出来ましたら、男性(旦那)の料理教室等…何か面白いイベントも企画しようと思っております!
 
 
2016年6月14日
弊社のモデルハウスは、建ててから10年が経過しました。暖かさや涼しさの性能は全く変わりませんが、内装の雰囲気は現状の施工事例と比較しても変化してきているところがあります。

その為、モデルハウスをリニューアル工事することにしました。来月から本格的に(すでにキッチンは取り外しましたが…)開始したいと思っています。リニューアル工事中は「宿泊体感」や「モデル見学」でご迷惑をお掛けすると思いますが、何卒ご理解いただきますようよろしくお願い致します。

冬の寒い時期には「宿泊体感」も「モデル見学」も復活出来る予定です。キッチンも木工キッチンとなり、可愛く仕上げたいと思いますのでご期待ください。私も今から楽しみです!
 
 
2016年5月17日
森の自然学校バスツアー先日「森の自然学校バスツアー」というイベントを開催しました。

高山市まで行って自然と触れ合い、美味しい食事と木工を楽しむイベントでしたが、1日楽しくお客様と過ごすことが出来ました。
森の自然学校バスツアーそのバスツアーに参加されたお客様のお宅に昨日お伺いする用事があったのですが…リビングには早速「森の自然学校」で木工した作品が飾られていました。本当に嬉しいお心遣い、ありがとうございます!

次回もまた違う季節に「森の自然学校バスツアー」イベントを企画しようと考えていますので、是非ご参加して頂きたいです。そして今回ご参加頂けなかった方も次回は是非ご参加していただけるよう、心よりお待ちしております。
 
 
2016年5月9日
生活はアート毎日を楽しく暮らすってのは、生きる上でとても重要なことと思います。僕はパトリスジュリアンさんの「生活はアート」というむかーし手に入れた本を、気分が乗らない朝に必ず読みます。

朝起きて繰り返される毎日をルーティンではなく、「したい」と思う自分の心に素直になって何でも自由に楽しんでいく。生活はインスピレーションを大切にして自分なりのアートを作る。…その生活のアートの一端に、住宅や空間というモノがあるのだと思います。

もちろん地震などの災害や経済的な不安とか、そういう気持ちもあるけれどそれは裏のこと。表は必ず楽しい空間でなければならない…そう思います。
 
 
2016年4月26日
熊本地震により被災された皆様、ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆様の安全と被災地の一日も早い復興を、心よりお祈り申し上げます。

FPパネルの強度どこで地震が起きても不思議ではない日本…ここに住まうからには、お家の耐震をしっかりしておくべきだと思います。命あってのことですから…。例えば、新築して新しいお家にしなくても、耐震補強をすることも可能です。右の画像も参考にしていただけるといいのですが、「FPパネル」は断熱性だけでなく強度もとてもあります。

また、「FPパネル」は新しい建物だけではなく、古い構造体に使用することもできます。現在の躯体に合わせて、1枚1枚ぴったりサイズのあったパネルを作ることができるからです。

以前に弊社が施工した耐震断熱工事では、基礎の補強や基礎と土台を改めて固定する金物の作成と設置、柱と土台との仕口補強、筋交いや面材など耐力壁の補強、梁や柱が欠損している部分や亀裂が入っている部分の鉄骨プレート補強や木材埋めなどを施しました。もちろんその補強後に、さらに「FPパネル」で断熱+αの強度補強を行いました。
断熱耐震補強リフォーム 断熱耐震補強リフォーム 断熱耐震補強リフォーム
大切なお家です。地震で荷物や家具が倒れたり内外装が損傷したりするかもしれませんが、土台や柱、そして梁はしっかりと残す…こういった耐震対策はしっかりとしておきたいものです。青山建設ではこのようなご相談にも乗っておりますので、耐震補強や断熱補強の改築もぜひお気軽にご相談ください。
 
 
2016年4月11日
木質カーテンウォール一宮市「陣屋H」の現場で、外構・植栽工事をお願いしている「glitter」の小池氏とお客様とで打ち合わせを行いました。陣屋Hの玄関ホールは中庭に面しています。そしてその一面が、木質カーテンウォールという手法で柱とガラスだけで構成された綺麗な面になってます。

そこから見える植物…これがかなり重要です。又、その中庭を生活にどう使っていくと生活が楽しくPOPになるか…これが重要だと思っています。

フランスの感覚

フランスの感覚
室内は木質感があり、柱も露出していたり…単純に考えれば「和」なんだけれど、和にならないようにすることがミソじゃないかと…。(笑) そういう意味でglitter小池氏に依頼した植物の雰囲気は…フランス!彼もこの考えに同調してくれています。この「感覚を共にする」ということが、家を作る上ではとても大切です。

中庭をフランス人のようにbranchに使う!!一般的に「和」と思われる要素の含む中で、和なんだけど和にあらず…当然「洋」にもあらず…これを「阿」と呼ぶことにします!(笑) 「亜」ではなく「阿」です!(笑) アジアでもない新しい「阿」!!(笑)

楽しくなって来た!
 
 
2016年3月23日
先日新築したお客様のところで排水の不具合をお聞きしたため、すぐさま設備業者と一緒にお伺いしました。調査した結果、宅外の配管において最終マスとの連結部分でつまりが発生して、汚水が流れていないということが判明しました。(大事に至る前にわかって本当に良かったです…。)

配管内部のチェックこちらは、配管内部の圧送をしてもらえる業者を手配し、管内のつまりを除去した状態で配管内部にカメラを挿入してチェックをしてもらっているところです。僕も今回の様なケースは初めてで、配管の内部をカメラで見るなんて機会はそうそうないので一緒に見させてもらいました。

配管内部については損傷も見られずきれいだったので一安心です。つまりの原因は…砂利が混入してつまっていたようです…。点検口の蓋も道具が無いと開けられない構造ですのでどのようにして砂利が入ったのかは不明ですが、工事の時に入ってしまった可能性も否定できません。

どちらにせよ、次回以降は本管と接続後に砂利などが混入されていないかを外構工事前にチェックします。又、蓋を簡単に外せないように処理を施すことにしました。今回は大事に至る前に発見できて本当に良かったです。
 
 
2016年3月14日
タモの無垢材一宮市で施工中の「陣屋H」では、タモの無垢材にミルク色のオイルを塗りました。無垢材の木そのものの色を現場で表現しようと思うと、透明のクリア色よりミルク色の方が自然な仕上がりになると思っています。

タモの杢目は和風な感じがしますが、ミルク色を塗ることで柔らかな優しい感じに仕上がります。今から完成が楽しみです。
 
 
2016年3月2日
先日お引き渡しをした岐阜市の物件では「HEMS(ホーム エネルギー マネジメント システム)」を設置しました。HEMSと言っても簡易なものから内容の濃いものまで幅広くあります。今回はとても内容が濃いシステムを設置させていただきました。

分電盤私も無知でしたが、お客様にご教授いただき勉強させてもらった具合です。まずは分電盤…通常の分電盤ではなく回路を自由に分け、それを信号線で結び回路ごとの消費電力をHEMSで管理できるパナソニックのスマートコスモを導入しました。小さな箱状のモノ「AiSEG」に各機器から無線伝達されてくる情報をHEMSに送信します。
HEMSHEMS例えばエアコン…温湿度センサーから送られてきますので、それをHEMSで管理します。温湿度の管理もできます。画像からは温度がエアコン設定どおりの水平状態を保っていることがわかります。(さすがFP断熱力!)
危機管理水道の量水器にも信号線を忍ばせ(笑)たので、水量も管理できます。また火災報知機も無線連動し、インターホンモニターともLAN接続できるようにしてあげれば一体で危機管理できるようにもなります。

外部の電気メーターも以前は太陽光の売電と電気の買電メーターが別個でしたが、最近は売電と買電メーターが切り替わり一台で役割をこなすスマートメーターというものを国が推奨しています。

電力の自由化に伴って、「買う電気」「売る電気」「貯める電気」という3つを意識して家造りをしていくことも考慮していく必要があるんだな…ってこの現場で深く学びました。今後HEMSは最低条件となってくるため、新築を計画されるお客様には積極的に導入していこうと思っています。
 
 
2016年2月5日
一宮市で施工中の「陣屋H」では、現在屋根工事をしています。こちらのお宅の屋根は和瓦一文字の為、瓦の割り付けが命です。ピッチリ割っていないと納まりません。一般的に多い平板瓦は切ったり被せたりで逃げがききますが、和瓦はそういうことが出来ない分、躯体の施工、及び図面チェック段階から注意が必要になります。

屋根工事こちらの写真は、屋根断熱の為に通気部材を施工しているところです。土台の水切りから入ってくる空気は外壁の通気工法の通気部を通り、軒裏や軒先部分を通ります。又、屋根断熱の場合には、屋根通気層を通り抜けて行く部分を作る必要があります。いくら土台に通気水切りだのなんだのを付けても、外壁がきっちり通気出来る下地状況になっていることと、抜けて行く部分を確保することがお家を長持ちさせる重要な要素となります。

通気部材施工こちらは軒が無い最近のシンプルなお家ですが、屋根と外壁の水切り部分に水を通さず、空気だけを通す通気部材を施工したお写真です。こういった見えないところにこそ注力したい…青山建設ではそう考えています。
 
 
2016年2月2日
気密測定岐阜市の「月の丘UFO-E」にて気密測定を行いました。結果は0.4c㎡/㎡。弊社ではいつもこのぐらいの数値をコンスタントに出していますが、先代が「FPの家」の気密住宅を始めたころは1c㎡/㎡ぐらいでした。

それから私に代が変わり、気密住宅を作り始めて20年になります。協力業者さんもしっかり気密処理をしたり、穴あけ後の報告が徹底されたり、気密処理には非常に気を遣ってもらっています。

こうやってみんなで常に性能を意識して作り上げるお家は、必ず長持ちするはずです!!
 
 
2016年1月27日
先日、OB施主様の点検に伺った際に初めて経験した事例を紹介したいと思います。

ガラスのひび割れガラスのひび割れ南面の引違い窓の樹脂サッシペアガラスが、ひび割れを起こしました。昨年左側のガラスが割れて、1年後に反対の右側のガラスが割れました。何棟も住宅のお引き渡しをしていますが、初めての事例でした。

メーカーサイドの理由としては「熱割れ」とのことでしたが、この場所のサッシのみ割れてしまうのです。(他にも南面に面したガラスはあります。)もちろん、昨年に引き続き今年も無償にて取替え致しました。…ただ昨年はメーカーが負担してくれましたが、今年は保証期間外とのことで弊社が負担する形になりました…。

「熱割れ」って理由には余り納得がいかず…。ガラスはケイシャや石灰などを混ぜ合わせて作っています。ですが、その熱を加えて結合させる過程で、このロットだけ不具合があったのでは??と思わざるを得ません。怪我とかなくて本当に良かったのですが、「こういうケースもあるのだな…」と勉強になりました。
 
 
2016年1月21日
8年前ぐらいでしょうか…?ISOを取得して、9000シリーズだけじゃなく14000も取得しました。そして、今年は9000と14000を統合させてマニュアルを更新する必要がありました。…しかし、ここで一度更新を断念しようと思っています。

当然、ISOマークなども期限が切れた段階から使えなくなります。それでも今の現状だと、私1人で思考し建築の本流業務と並行して活動していくには、時間的にも気持ち的にも限界になってきています。だからこそシンプルに、本流業務である「良い家を作る」ことだけに集中していきたいと思います。

ただ…審査や更新をしないというだけで、中身的には何も変わりません。今迄やっていることは継続し、改善する部分を見つけたら改善する努力をし続けようと思っています。

この何年間、ISO登録審査機構の須田さん始め、審査員の方々には大変お世話になりました。改めて御礼申し上げます。また登録できるよう頑張ります!
 
 
2016年1月18日
外部水栓外部水栓外部水栓岐阜市に本社がある地場の企業で、水生活製作所という会社があります。最近ここがとても気になっています。外部水栓などがとても可愛いので、設計時に組みこんでいきたいなって思っています。

水栓メーカーっていわゆるTOTOとかLIXIL、カクダイなんかがありますが、おしゃれで可愛いのって輸入製品と比較するとまだまだ日本は物足りなさを感じてしまうのが正直なところ…でもこのメーカーはなんだか違っていて、今後も何かワクワクさせてくれそうな気がしています。

僕もそんな会社をみならって ワクワクしたイベントを企画していこうと思っています。まずは…4月末に家具木工を体験するイベントを計画しています。また詳細が決まり次第お伝えしますね。
 
 
2016年1月14日
FPの家 全国一斉なんでも相談会1月30日(土)と31日(日)に、「FPの家 全国一斉なんでも相談会」を弊社モデルハウスにて開催させて頂きます。両日共、午前10時〜と午後14時〜の二組のみご予約を承ります。どうぞお気軽に、弊社ホームページのお問い合わせページからお申し込みください。

堅苦しく考えず、お気軽に何でもご相談いただければと思います。例えば…「購入前の土地を見て欲しい」「工法の違いを聞きたい」「他メーカーと比較を聞きたい」「メーカーさんの修繕、リフォーム費より安く出来るか?」などなど、なんでも大丈夫です。

弊社モデルハウスの温かさを体感したり、ダイキンデシカ空調の体感もして頂けますので、是非お気軽にお申し込みください。お会い出来ること楽しみにしています!
 
 
2016年1月1日
あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願い致します。

今年は申年…見ざる・言わざる・聞かざるを徹底し(笑)、己の心の中だけに集中して一年を過ごしていきたいと思います。「親愛なる神は細部に宿り給う」…ミース・ファンデルローエやアビ・ヴォールブルクが好んで使った言葉です。建築的などの物質も細部のディテールが重要ですし、心理学など心の問題も細やかな気配りや感情がとても大切です。

大きな気持ちで細部まで…これを今年は徹底していこうと思います。皆様も今年一年どうぞ健やかにお過ごしください。
 
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